ステライト合金の種類と特徴


ステライトとは?

 

コバルトを主成分とし、クロム・タングステンを含み、さらに少量のモリブデン・鉄・炭素などを含む合金である。硬質で、耐磨耗性耐食性耐高温酸化性に優れる。商標名。

この3つの特徴を併せ持った合金でステライト以上は考え難いとされている。


品 種

色別

製品の種類

用   途

ステライトNo.1

ガス溶接棒

TIG溶接棒

製紙、合板工業のカッタナイフなどの肉盛に使用されます。

ステライトNo.6

ガス溶接棒

TIG溶接棒

バルブの弁座、弁体、内熱機の排気弁などの肉盛に使用されます。

ステライトNo.12

ガス溶接棒

TIG溶接棒

バルブの弁座、弁体、シェンソーガイドバーなどの肉盛に使用されます。

ステライトNo.21

電気溶接棒

TIG溶接棒

衝撃の加わる高温高圧バルブ、熱衝撃の加わるホットシャーなどの肉盛に使用されます。


品 種

Co

Cr

W

C

Fe

Ni

ステライトNo.1

Bal

30

12

2.5

3

ステライトNo.6

Bal

28

4

1

3

ステライトNo.12

Bal

29

8

1.35

3

ステライトNo.21

Bal

27

0.25

2

2.5

Mo:5


品種

比重

融点()

熱膨張係数

(30~600)

硬さ HRC

引張硬さ

(kg/m)

弾性係数

(kg/m)

ステライトNo.1

8.48

1270

13.8×10-6

50~58

ステライトNo.6

8.47

1285

14.2×10-6

39~46

78

21.000

ステライトNo.12

8.42

1290

14.6×10-6

45~52

85

21.000

ステライトNo.21

8.30

1300

13.5×10-6

36

91

21.000